AGRIST(アグリストと読みます)という会社を未来の仲間に正しく知ってもらうため、このEntranceBookを作成しました。ひとりでも多くの人に、私たちの作りたい未来が共感してもらえますように。

まずはこちらの動画を御覧ください。

目次

https://youtu.be/K1TwMMex7As?si=TKh6AGIIJecRCAre

Founder’s Message

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Founder / 代表取締役CEO 齋藤潤一

日本から世界の食糧課題を解決する

日本の食料自給率は38%。農家の平均年齢は68%。「収穫の担い手がいない、ロボットが必要だ」という農家の声を聞いてAGRISTを創業しました。人口約16,000人の宮崎県の小さな町から始まり、現在では全国各地で農場の展開を始めています。ロボットの町、茨城県つくば市では世界の農業課題を解決するためにAI農業の開発を行なっています。

AGRISTは、単なる農業スタートアップではありません。私たちは、ローカルからグローバルへと成長し、世界の農業課題を解決するスタートアップを目指しています。

今日この瞬間も世界で8億人が食糧に困っています(国連調べ) AGRISTで働くことは、単なる仕事ではなく、農業の未来をデザインする仕事です。日本、そして世界の社会課題に貢献したいという熱意のある方、ぜひAGRISTで一緒に働きましょう。」

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Co-Founder / 代表取締役CTO

秦裕貴

エンジニアが活躍し、世界の農業課題を解決する会社をつくりたい

新富町の多くの農家から、勉強会で4年近く自動収穫ロボットの必要性を聴き、AGRIST株式会社を創業しました。勉強会でも農家からあがっていた「100年先も続く持続可能な農業」の実現をビジョンに掲げています。

新たなロボットを作り出すというよりも、農業課題の解決というところに重点を置いています。農家(顧客)の問題を解決するためにどんな物が必要かを考え、ロボットの在り方を考えて農家に提供していきたいです。

その中で重要なのが、全てをロボット化しない「人とロボットのバランス」です。僕達の考え方は「人がやるべき所は人が。ロボットがやるべき所はロボットが。」という考え方です。

そうすると、人はより創造的な仕事に集中できるようになります。僕が思う農業のデジタルトランスフォーメーション(DX化)の真髄です。 一緒に自動収穫ロボットの開発で農業課題の解決に取り組み、『全人類の幸福・Well-being』に貢献しましょう。

1. Mission / 会社の目的


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<aside> <img src="/icons/bookmark_green.svg" alt="/icons/bookmark_green.svg" width="40px" /> 100年先も続く持続可能な農業を実現する 資本主義社会の中で、一過性ではなくビジネスの仕組みを活用して、テクノロジーで農業課題を解決する事が、AGRISTの使命です。 私達は収穫の担い手不足の課題を解決し、100年先も続く持続可能な農業を実現します。 そして将来的には培った経験とデータを活用し世界の食糧課題の解決を行うことで、全人類の幸福・ウェルビーイングに貢献します。

</aside>

2. Pain / 解決する社会課題


失われつつある5兆円のGDP

下記グラフは基幹的農業従事者* の人数推移と、その年齢帯別構成比率です。 基幹的農業従事者の減少と高齢化が同時に進行しているのがおわかりいただけると思います。

より具体的に言えば10~20年後には日本の農業の担い手は今の半分以下の人数になるということです。

当然、担い手が少なくなれば(圧倒的な生産性の改善をしない限り)その分だけ生産量や売上も減ることになり、日本の農業はとてつもないスピードで衰退をたどることになるでしょう。日本の農業は約5兆円のGDPを誇るとされていますが、その農業の生産力を維持/向上するのは極めて国家レベルで大きなテーマであることは自明でしょう。

後述しますが、私達AGRISTは

1️⃣ 既存の基幹的農業従事者の生産性を向上

2️⃣ 新規農業従事者を大きく増やす

という2軸からこの課題を解決しています。

*基幹的農業従事者・・・農業に主として従事した世帯員(農業就業人口)の うち,調査期日前1年間のふだんの主な状態が「仕事 に従事していた者」のこと

*基幹的農業従事者・・・農業に主として従事した世帯員(農業就業人口)の うち,調査期日前1年間のふだんの主な状態が「仕事 に従事していた者」のこと

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